毎日のお風呂、入らなきゃいけないとわかっていても「今日はちょっとしんどいな…」「面倒くさすぎて無理」って日、ありませんか?
特に一人暮らしだと誰に見られているわけでもないし、つい「今日はもういいか」となりがちですよね。
そんな“お風呂めんどくさい日”に私がやっていること、そして「こうすれば少しだけ気楽に入れるかも」という工夫をご紹介します。
無理せず“最低限だけ”を目標にする
お風呂にしっかり入るとなると、髪も洗って体も洗って湯船にもつかって…とハードルが高いですよね。そんな日は「最低限だけでOK!」と割り切るようにしています。
たとえば、「今日は頭だけ洗って体は拭くだけでOK」や「体だけサッとシャワーで流して、髪は明日でいいか」など、全部を完璧にこなそうとしないのがポイント。
“完璧にやらないと意味がない”という思い込みを手放すことで、お風呂に入るハードルがぐっと下がりました。
短時間で済ませる“時短入浴ルーティン”を用意
普段から、疲れた日や面倒な日に使える“時短入浴ルーティン”をいくつか用意しておくと便利です。すべてを完璧にこなさずとも、自分が「最低限これだけやればスッキリできる」と思える入浴スタイルを持っておくと、心のハードルがぐっと下がります。
私の場合は、「3分で済ませるお急ぎシャワー」が定番です。お湯が出るのを待っている間に服を脱いで、シャワーの温度を調整しながら手早く体を濡らします。体は石けんなしでさっと流すだけ。
顔は泡のいらないクレンジングシートやジェルタイプの洗顔料を使って、水で軽く流す程度。どうしても髪を洗うのが億劫なときは、ドライシャンプーでごまかす日もあります。
他にも「5分だけ湯船につかるバージョン」や「足湯だけする」など、段階的な選択肢を用意しておくのもおすすめです。その日の気分や体力に合わせて調整できるので、無理をしすぎず、それでいて気持ちよく1日を終えられます。
“今日はこれだけでOK”と自分に許可を出すことで、「入らなきゃ…でも面倒…」というモヤモヤから解放されて、意外とスムーズに動けたりするんですよね。
入浴を「自分の癒し時間」に変える工夫
面倒なお風呂をちょっと楽しみに変えるだけで、入るハードルがぐっと下がることもあります。気分がのらない日こそ、“自分をごきげんにする時間”として、お風呂を特別な時間に変えてみましょう。
たとえば、こんなアイテムを使ってみるのもおすすめです:
- 香りを楽しめる入浴剤:ラベンダーや柑橘系など、好きな香りを選ぶと気分もリラックス。
- カラフルなバスボム:見た目も楽しく、入浴時間がワクワクに変わります。
- キャンドルや間接照明:やわらかい光で、まるでスパのような雰囲気に。
- 音楽やポッドキャスト:お気に入りのバラードやトーク番組を流して、ながら入浴を楽しむ。
私は、好きなアーティストのしっとりしたバラードを流しながら、ゆっくり半身浴をするのが定番。心がふっとほぐれて、体の力も抜けていくのがわかります。
さらに、こんな工夫もあると快適さがアップ:
- 防水スピーカーを設置して音を楽しむ
- お風呂用のタブレットスタンドで動画や映画を観る
- バスピローや木製トレーでホテル気分を味わう
「この時間だけはがんばらない」「自分をゆるめる」と決めておくと、お風呂が“義務”から“ご褒美”に変わっていきます。そうすると、ちょっと面倒な気分でも「今日はあれ使おうかな」と前向きになれることも。
それでも無理なら“入らない日”もOKにする
どうしても気力が湧かない日、体が鉛のように重くてベッドから動けないような日は、無理にお風呂に入らなくても大丈夫です。誰にだって「今日はほんとにムリ…」という日がありますし、そういうときは無理をしないことも大切な自己ケアのひとつです。
代わりにできることもたくさんあります。
- 濡れタオルや蒸しタオルで体を拭く:肌をサッと拭くだけでも、意外と気分がリフレッシュします。
- デオドラントシートで清潔感キープ:香りつきのものや、メントール入りのものだと爽快感がアップ。
- ドライシャンプーで髪のべたつきを抑える:髪を洗わなくてもスッキリ感が出て気分が変わります。
- 足だけ洗う・顔だけ洗うなど部分ケア:全身じゃなくても「少し整える」だけでOK。
“今日はお風呂お休みDAY”と、あらかじめルール化しておくのもおすすめ。「入らなかった自分はダメ」なんて思わなくていいし、そう思わないことで翌日からスッと気持ちを切り替えやすくなります。
自分を責めずに、「また明日整えればいいや」というくらいの気持ちでいられたら、心も身体もラクになりますよ。
新しいアイテムで「お風呂に入りたい気持ち」を引き出す
「お風呂面倒…」な気持ちを変えるきっかけとして、新しいアイテムの投入はとても有効です。特別な入浴剤やバスソルト、肌にやさしいボディソープなど、新しいものを試すだけで「使ってみたいな」と気分が変わることがあります。
- 季節限定の香りの入浴剤:春は桜、冬は柚子など、香りで季節を感じられて癒されます。
- カラフルなバスボムや泡風呂:視覚でも楽しめて、入るだけでリラックス気分に。
- 肌にやさしいナチュラル系ボディソープ:敏感肌の人でも安心して使えるアイテム。
- 吸水性抜群のふわふわタオル:お風呂あがりが楽しみになるタオルで気分UP。
- かわいい詰め替えボトルや収納:バスルーム全体がおしゃれな空間に変わります。
こうしたちょっとした工夫で、お風呂が「めんどくさい場所」から「行きたくなる空間」に変化していきます。
お風呂に入るきっかけを“ルーティン化”してみる
毎日のお風呂を「やらなきゃ」から「自然とやってること」に変えるためにおすすめなのが、“入浴のきっかけ”をルーティン化することです。
たとえば:
- ご飯を食べたら、30分以内にお風呂に入ると決める
- スマホのリマインダーを決まった時間にセットしておく
- お気に入りの入浴後スキンケアグッズを洗面台に並べておく
- 夜のBGMを流したら、お風呂に向かう合図にする
「これをしたらお風呂に入る」という“習慣の引き金”を決めておくと、いちいち気合を入れなくても、スムーズに行動できるようになります。
とくに一人暮らしでは、誰かに促されることがないからこそ、自分の中に“自動スイッチ”を作っておくのがコツです。
お風呂に入らず寝てしまった日の翌朝どうする?
「昨日はどうしても無理だった…」と、お風呂に入らずに寝てしまう日もありますよね。そんな翌朝には、軽くリセットする方法を用意しておくと安心です。
- 朝の軽めのシャワーで寝汗やだるさを流す(首・脇・足だけでもOK)
- 顔をしっかり洗ってスキンケア:皮脂や寝ぐせを整えてスッキリ感を。
- 口をゆすぐ・歯磨き:口まわりを整えるだけでも気分が切り替わります。
- 軽くストレッチをして体にスイッチを入れるのもおすすめ。
「昨日サボったから…」と罪悪感にとらわれるより、「朝にちょっと整えたし大丈夫!」と気分を切り替える方がメンタル的にもラクになります。
まとめ:お風呂は「がんばるもの」じゃなくていい
お風呂に入るのが面倒な日って、誰にでもあります。一人暮らしならなおさら、気持ちのコントロールが難しい日もあるはず。
そんな日は、全部完璧にやろうとせず、“今日できる範囲だけ”を目標にしてみてください。ちょっとした工夫や自分なりのルールを決めておくと、心の負担がぐっと軽くなります。
お風呂はリラックスの時間でもあり、自分をいたわる手段のひとつ。無理しすぎず、気持ちよく続けられる方法を見つけていきましょう。