掃除が続かない…やる気ゼロでも掃除が習慣になった私の方法
「掃除しなきゃ」と思っても、気づけば何日もほったらかし…。
やる気が出るのを待ってるうちに、部屋がカオスになっていく——そんな経験、ありませんか?
私はまさにそのタイプで、「明日やろう」が口ぐせのズボラ人間でした。
でもある日、ふとしたきっかけで掃除が“ちょっとずつ”続くようになったんです。
この記事では、「やる気ゼロでもできた、掃除を習慣化するコツ」を私の体験を交えて紹介します。
同じように悩んでいる方のヒントになればうれしいです!
掃除が続かないのは「やる気」のせいじゃなかった
私はずっと、「自分はやる気がないから掃除ができないんだ」と思っていました。
でも実は、掃除が続かない原因は“やる気不足”ではなく、「掃除のハードルが高すぎたこと」にあったんです。
たとえば、「部屋を丸ごと片付けよう」とすると、1時間以上かかるイメージがわいて、最初の一歩が出ませんでした。
「どうせやるなら、完璧にやらなきゃ」と思うほど、重たく感じてしまうんですよね。
でも考えてみれば、やる気ってそもそも“湧いてくるのを待つもの”じゃなくて、
「ちょっとやってみたらスイッチが入るもの」なんだと、後から気づきました。
最初の一歩を踏み出すことがいかに大事か、そしてその一歩を「小さくする」ことで、ぐっと気が楽になることを実感しました。
私が試して続かなかった掃除テク3つ
掃除を習慣化しようと、ネットや本で調べていろいろ試してみました。
でも正直、続かなかった方法もたくさんあります。
1. タイマー掃除(〇分間だけやる)
最初は楽しくて「おっ、いいかも!」と思ったのですが、タイマーが鳴るまでの時間が逆にプレッシャーになってしまい、焦って疲れてしまいました。「早くやらなきゃ!」という気持ちが強すぎて、思ったより集中できなかったのもあります。
2. 掃除チェックリストを作る
リストを作るのは達成感もあるし、計画的に進められるかと思ったんですが…見ただけで「やること多すぎ…」と萎えて、逆効果でした。
1週間分などまとめて作ると、「全部こなさないと意味がない」と思ってしまい、未達のストレスばかりが残ってしまいました。
3. 音楽をかけてノリよく掃除
一瞬テンションは上がるけど、掃除へのハードルが下がるわけではなく、根本的な解決にはなりませんでした。
「音楽をかける=やる気モード」のルーティンになればよかったんですが、私にはあまり合わず、気が散って途中でやめてしまうこともしばしば。
「やる気ゼロ」でもできた!習慣化のきっかけになった方法
続かなかった私でも「これならいけるかも」と感じた方法があります。それは、
▶ とにかく『1カ所だけ掃除』する
「今日はテーブルの上だけ」「玄関の靴をそろえるだけ」など、本当に小さなことを1つだけやる。
最初はそれだけ。でも、それでOKと決めました。
やってみると、1カ所だけやるつもりが「ついでにここもやっちゃおう」と、もう1カ所手をつけたくなることも。そうなると自然に掃除の量も増えていきました。
ポイントは、「完璧を求めないこと」。
“やった”という小さな達成感が、次の日の掃除へのハードルを下げてくれるんです。
実際、私は「洗面所の鏡だけ拭こう」と始めた日に、気づいたら洗面台の周りや床も一緒に拭いていました。始めてしまえば流れに乗れる。そう気づいてからは、掃除が怖くなくなりました。
さらに、この“1カ所だけ掃除”は、気分に合わせて場所を自由に選べるのも魅力です。 「今日はやる気が出ないな…」という日は、机の上のゴミを1つ捨てるだけでOK。
ちょっと余裕があれば、棚のホコリを払ってみる、床をクイックルワイパーでサッと掃くだけでも十分です。
この“自由さ”が、私のような三日坊主タイプにはぴったりでした。ルールが厳しいと、それだけでやりたくなくなってしまうんですよね。
また、タイミングも重要でした。私は「何かのついでにやる」ことを意識しました。
・トイレに入ったついでに床を拭く
・歯を磨いたあとに洗面台をさっと掃除
・お湯を沸かしてる間にキッチンカウンターを拭く
“掃除のための時間を取る”のではなく、“生活の流れの中でやる”ことで、心にも時間にも余裕が生まれます。
この方法を取り入れてからは、「掃除をしている」という感覚すら薄れてきて、気づけば自然に部屋がキレイな状態を保てるようになりました。
掃除を続けるために意識した3つのコツ
1. 『やらない日』もOKにする
毎日続けようとすると、できなかった日に自己嫌悪しがち。私は「3日に1回でもOK」と自分に優しくしたことで、逆に続きやすくなりました。
「今日はサボってもいい」と許すことで、翌日以降の再開もスムーズになります。気持ちの余裕って、本当に大切です。
2. 掃除道具をすぐ手に取れる場所に置く
掃除機やウェットシートを取り出すまでが面倒だと、その時点でやる気が消えます。私はリビングにウェットシートを常備して、気づいた時にすぐ使えるようにしました。
また、玄関や洗面所など、汚れに気づきやすい場所には小さな掃除道具を置いておくと、気づいた瞬間に「サッと拭く」ことができて便利です。
👉 一人暮らしの床が髪の毛で散らかる原因と効果的な掃除方法を徹底解説!
特にフローリングに髪の毛が目立ちやすい方は、床掃除の工夫もあわせてご覧ください。
3. 人に見せる前提で写真を撮る
誰かに見せるわけではなくても、「ビフォー・アフター」の写真を撮るだけで、達成感が目に見えてやる気につながりました。
小さな変化でも、「こんなにキレイになったんだ」と実感できると、次もまたやろうと思えるんですよね。
SNSに載せるわけではなく、スマホのアルバムに「掃除記録」フォルダを作っておくだけでもモチベーション維持に効果がありました。
まとめ:掃除は『ちょっとだけ』の積み重ねで習慣になる
「掃除が続かない…」と悩んでいた私でも、やることのハードルをぐっと下げたことで、今では掃除がほぼ習慣になっています。
やる気がなくてもいい。完璧じゃなくてもいい。
「今日はここだけ」と決めて動けば、自然と“ちょっとずつ”部屋はキレイになっていきます。
ズボラな私でもできたので、きっとあなたにもできます!
掃除が苦手でも、やり方次第で習慣化は可能です。
最後にもう一度。
「掃除は、やる気がなくてもできる」
ぜひ、今日から「1カ所だけ掃除」、試してみてくださいね。